口からの栄養だけでは足りなくなったナルちゃんにマーゲンチューブからの栄養を考えることになりました。マーゲンチューブはハルちゃんが小さい頃入れていた経験があり、そのことも手伝ってなかなか思い切れなかったのがナルちゃんの負担を増やしていたことにつながっていると思います。
一旦マーゲンチューブに頼ってしまうと、そこから抜け出すことが出来なくなるのではないかという不安がどうしても頭をよぎったのでした。また、嘔吐反射が強いのでチューブがその引き金にならないかという不安もあったのです。
マーゲンチューブから栄養をとりだしたナルちゃんは、見る見る元気になってきました。予想通りいくらかチューブが嘔吐反射の引き金になっている事は否めません。また、緊張の強い子に多い痰もより増えたような気がします。が、栄養摂取を第一に考えるとこの時点では最良の選択だったと思います。