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ハルナル日記


2005年06月14日(火) [長年日記]

_ 成ちゃん 超マジック

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術後一週間が経ったので、新しい胃ロウが使えるかどうか造影検査をしていただきました。結果は更に一週間延長して様子を見ることになりました。

何故超マジックなのかは帰ってから追記予定です。

と言うわけで、本題なのですが… 午前中から造影検査をしたのですが、胃ロウの入り方が留置当初と比べて向きがおかしいことに気がついたようです。で、造影剤を注入してみると造影されたのは大腸でした。つまり大腸に造影剤が入っていると言うこと。多分執刀医が一番驚いたことでしょう。胃カメラまで使って確認しながら留置して動かないように胃壁に固定してあるチューブのはずなのに、造影剤が何故大腸に入るのか。

そうこうしていると突然チューブの先端の向きが留置した当初の向きに戻ったそうです。そこで再度造影剤を注入すると、今度はハッキリ胃が写し出されたというわけです。

そう言えば術後から綺麗な透明感のある液体が新しい胃ロウから排出されていました。これは成ちゃんの唾液や胃液などの分泌物で、そこそこの量が出ていました。ところが2〜3日前から濃い緑色の液体が出てきていました。時として胆汁などが逆流してそのような色の液体が出ることもあるようですが、それはまれなことのようです。

そこで推察したわけですが、新しい胃ロウの先端が、胃壁に開いている古い胃ロウの穴がまだ充分に閉塞できていないところに内側からちょうど刺さってしまって古い胃ロウチューブが刺さっている大腸の分泌液を排出する格好になったのではないかと言うことです。

で、幸いなことに大腸と胃は造影されたのですが、それ以外の腹膜内へ造影剤が入っていった形跡はないと言うことなので、前出の推測を前提としてもうしばらくこのまま様子を見ることとなったわけです。念のためにCT撮影とレントゲン撮影をして、再び病室に戻ってきた成ちゃんでした。

不可解なことが多い中でも悪い方には転ばなくて、しかも2つの可能性をちゃんと先生に見せてくれた成ちゃんの胃と大腸に驚かされたというわけで言い換えればマジックと言うところでしょうか。

_ 春ちゃん クセになってるかなぁ?

今日も園で戻してしまったようです。職員さんは一生懸命。春ちゃんにとって良かれと思うことは何でもやってみるという姿勢で取り組んでいただいています。それでも春ちゃんはマイペース?で痰が絡んでは戻してしまいます。

家での食事でも、調子良く口を開けて戻してしまったときが怖いので口を開けないのではないかと思える状態で、なかなか口を開けてくれない中、だましだまし長時間かけて夕食を食べさせています。

この調子が永遠に続くわけではないのでいずれ改善してくるのですが、現実におう吐して苦しんで体重も減り気味で、気が下がって血色が悪いハルちゃんを見ていると心配しない方がおかしいですね。

「わたし、まだ春ちゃんのことがなにもわかってない」と言ってくれた職員さんがおられました。あまり背負い込まないでゆったり構えてください。間もなく20年の付き合いになる親でもわからないことがまだまだあるのですから。

なるようにしかならないときも有るものですから。

_ 春ちゃん 今夜の薬 サイレース4分の1

朝晩二回のサイレースでなんとか行けているが、サイレースだけだと昼間の緊張が少し強く出るようです。今はおう吐との問題が大事なのですが、イマイチ関連がわかりません。

3回忌(6/19)まであと2196日