へんこつ日誌

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2003年08月09日(土) [長年日記]

§1 違法駐車

ほとんどの道路では駐車すること自体違法駐車になってしまう場所がほとんどだ。日本の道路事情だと当たり前だが、ほとんど全ての道路に駐車禁止のカンバンがあり、カンバンのないところは有効な余地がない。

そんな中でも駐車違反が絶えないのは、車の普及と道路やその周辺設備の整備が同調してないからだと思う。一旦道路が出来上がってしまうとそこには経済効果が生まれて、道路沿いには家が建ったり商圏が出来たりするので、次に拡幅となると大変面倒なことになるから仕方のないことだ。

前振りばかり長くなったが、日常の生活を送るとき全く駐車違反を犯さずに送れる人は車に乗ってない人だけと言っても過言ではない。それなら少しでも迷惑を減らす方法を考えなくてはならない。

僕が一番気にしているのは、歩道に乗り上げて駐車している車である。少しだけ歩道に乗り上げてそのほとんどは車道上にある。車に気を使って出来るだけ余地をあけようとする気持がそこに出ていると思われる。その時自分が歩行者になったときの気持を失念しているらしい。

車が車の通行の邪魔になるのはお互い様で仕方の無い面もあるが、歩行者の邪魔をしてはならないと思う。それでなくても日本の歩道は狭いので、車が乗り上げると人が通れなくなるケースも少なくない。ましてや車いすなどでは全く通れない。かといって車道にもはみ出していて邪魔になるのは変わらない。

それなら両方に迷惑を掛けずにすむように、車道だけに停めるのが望ましいと思うのだが、いかがなモノでしょうか、歩道の形態にも欠陥があるようなので、車が乗り上げ出来ない構造を取り入れるようにするべきである。

最近の歩道にはその様な設備が取り付けられているケースもある。駐車違反などの一見小さな犯罪をこまめに取り締まることで犯罪を激減させたニューヨークを見習って、日本の警察も活動してほしいと思う今日この頃です。