2003年10月15日(水) ★★★ [長年日記]
§1 CloneCD
先日痛い目にあったCloneCDだが、必要に迫られて再び試すことに。何でも無料ですまそうという魂胆がそもそも間違っていたとも言える。
前回はオリジナルを作っているドイツのサイトからもらってきたのが悪かったのかと反省。国内の体験版を試すことにした。体験版と言っても機能制限はなく21日間の日数制限だけなので全ての機能を試すことが出来る。
今回試すのは、CloneCDを使ってHDDにイメージを作り、仮想CDソフトウェアで使うと言うことである。すなわち利用するPCにはCD-Rドライブは無く、CD-ROMだけである。仮想CDソフトウェアには有名らしいDAEMON Toolsを使うことにした。また、DAEMON Toolsを日本語化するパッチを提供してくれる人がいて、英語が苦手な人も問題ない。
結果から言うと全てがうまくいった。次回はCDへのコピーを試してみたい。ちなみにCloneCDはCDのコピー専用と思って良い。それ以外特に何の特徴もない。が、コピープロテクトされているCDもそのままコピーが取れる優れものです。どうしてもオリジナルを痛めたくないと言う向きにはもってこいの製品だと思います。
また、DAEMON Toolsは
マルチプロテクトエミュレーションを行う進んだアプリケーション
だそうで、CloneCDが作成したHDD上のCDイメージをあたかもCDのようにプロテクトも含めてマウントし、使えるようにします。この二つがあればどんなCDもHDDにイメージを作って使うことが出来ます。詳しくは別記と言うことで。:-)
§2 文字実態参照
この日記のセクションアンカーに付いているマーク(section sign)は文字実態参照で得ているけれど、通常のHTMLでは数値文字参照の§または文字実態参照の§で呼び出される。今回NOB's_Hikiが殺風景なので同じマークを表示しようと考えました。セクションではなくタイトル<h2>に付けることにしました。しかし、tDiaryの用に設定画面で簡単にとはいかないので何か方法はないかと考えてCSSを使って何とか出来ないかとやってみました。
h2 span[class^="title"]:before { content: "§;"; color:#f00; background:transparent; }
とやってみたのですが§が生で表示されてしまいました。もちろん§でも結果は同じです。CSSに記述するときは別の方法で書かなければならないのですね。はじめて知りました。で、今回の場合は
h2 span[class^="title"]:before { content: "\00A7"; color:#f00; background:transparent; }
としなければならないようです。「国際符号化文字集合(UCS)ISO10646」と言うのだそうですが時間があればまとめたいと思います。果たして出来るかな? CSSから参照するには\記号でエスケープする必要があるそうです。
と言うわけで(ざこば調)もくろみはうまくいきました。他にも試したくてウズウズしてしまうのは悪い癖(^^;
§3 文字実態参照のソース
どうやら文字実態参照数値文字参照のソースを本文に表現するのは無理な感じですね。何か方法がないかと考え中ですが、整形済み<pre>でもスクリプトに消されてしまうのでお手上げかな?
追記
本文中の表示はWikiStyle HTMLタグ挿入の手法を応用して何とかなりました。が、整形済みだけ今度は生で表示されてしまいますのでセミコロンだけ全角文字でごまかしてます。また何かの時にいろいろ試しましょう。