2006年11月24日(金) [長年日記]
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§1 受信アンプ
僕が使っている無線機は現時点では全てICOMの製品です。今回ヤフオクでICOMの受信アンプを落札しました。ICOMの受信アンプは実にシンプルでアンテナの直下の同軸に挟み込めが直ぐに動作します。今回はテストなので無線機の直ぐ後ろにつなぎました。
電源は同軸から給電するようになっていて、無線機を送信状態にしたら電源を切断するために自動的に強制スタンバイになる仕組みです。電源線と強制スタンバイ線が不要になるので非常に楽です。受信した感じもいわゆる空Sが立ち上がることもなく、弱い電波を浮き上がらせてくれます。
実際の利得はどれほどかは解りませんが充分使えるのではないかと思っています。ただ、残念なのは挿入損失が大きいことです。受信アンプを入れると送信出力が5Wほど落ちました。5Wというと1割に当たるのでこれは何とかしなくてはと思いますが、どうにもなりません。もう少しシビアな電力計で測定した方が良いかも知れませんね。まぁ送信出力よりも受信感度を上げる方が大事なのであきらめはつくのですが、後は川越無線の受信アンプを使ってみてちょっと比べてみたい気がしました。受信アンプと無線機には相性があるみたいなので数字では解らない面もあるようです。