2007年04月20日(金) [長年日記]
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§1 タケノコ三昧の季節
今年もやって参りました。この時期我が家は頂くばかりで申し訳ない限りですが、産地に住んでいるというのは素晴らしいですね。まぁ新鮮な魚とかが手に入りにくい土地柄だったのでせめてタケノコぐらいはいい物を食べたいとシンプルながら美味しい食べ方をしているのではないかと思っています。
我が家に届くタケノコは京都乙訓のタケノコと伏見は深草のタケノコです。流石に乙訓のタケノコはアクもなく水でゆでるだけで甘みがあって、何も味付けせずに刺身としても美味しいタケノコです。なんだか味を付けるのがもったいない感じ。
深草のタケノコは、乙訓のタケノコとは違ってタケノコ独特の風味をしっかり持っています。言い換えると少しアクが強いのですが、これがまた美味いのです。こちらもゆでるのは水だけで充分。しっかり味付けしてもタケノコの風味が押さえ込まれてしまうことなくタケノコらしい味を楽しめます。毎年味の違いを楽しんでいます。贅沢ですね。