2008年05月09日(金) [長年日記]
§1
ずいぶん前に買っておいたモノなんですが、HDDの相性補償といううたい文句で買ったのにSAMSUNのHDDは保証外というとんでもない罠にはまってしまって、居間まで眠っておりました。マルチメディアのサーバー用に大容量のHDDが欲しいところですが、万が一壊れたときの事を考えて500GBを複数台という考え方で使うことにしました。HITACHI(IBM)のHDD3台とSeagateのHDD1台を買ってきて内蔵してパソコンに繋いでみたのですが、問題が発生して使えない状態に陥りました。どうつなぎ替えてもうまく行かないのでそれぞれのHDDを1台ずつテストすることにしました。
直つなぎのキットを使ってHDDを1台ずつパソコンに認識させてフォーマットまで出来ました。HDD自体にはなんの問題もありません。マスターとスレーブの設定が間違っているのかと思い、ケーブルセレクトにしたり、マスターとスレーブを入れ替えてみたり、いろいろ試したのですが、全く持って認識してくれません。新しいファームウェアが出ていたので入れ替えようと思いましたが、そもそもまともに認識してないモノにファームのアップデートは出来ません。
いよいよ行き詰まったので製造元のNOVACに電話して聞いてみました。症状を伝えると純正のUSBケーブルを使ってますかとのこと、もちろんですと返事したら、別のケーブルはお持ちですかときた。出来れば短いモノが良いとのこと。傍にあったのでつなぎ替えてみました。今までの苦労がウソのように全て認識してくれました。しかもケーブルセレクト状態です。ねばればUSBケーブルを送ってくれそうでしたが、どうせ待ってるわけでもないので、こちらで解決すると言うことで電話を切りました。
なんという落ちでしょうか。せめて自社のサイトにはちゃんと掲載しておくべきですね。全く見つけられませんでした。パソコンによってはマザーボードからのトータルの距離がオーバーして、認識しなくなると言う事例を確認しているとのことでした。まぁ、気分がスッキリしただけでも良いか。これで合計2TBのHDDが繋がりました。