へんこつ日誌

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2008年06月26日(木) [長年日記]

§1 ネガフィルムのデジタル化

自分でもフィルムスキャナは持っているのですが、最近のDPEが一旦デジタルデータに変換しているという事情もあって、目がフィルムのデジタル化もずいぶんリーズナブルになってきました。民生用とは違って高性能なスキャナなので、解像度も良いようなのでまかせてみることにした。

いろいろ調べると、ほとんどの店が4baseと言って160万画素相当のスキャニングでCD-Rに焼き込むのが、ネガ1シートあたり500えんぐらいです。埼玉あたりに安いところはあるのですが、出来ればご近所でと探しました。イズミヤの中のショップが16baseと言って600万画素相当のスキャニングで1シートあたり525円でやってくれるというので、行ってみました。

600万画素で焼き込むとCD-R1枚に4シートぐらいが標準だそうで、1シート目が630円で追加分が1シート525だそうです。これはCD-R1枚に付き繰り返すそうで、CD-R1枚あたりの値段は2205円になるそうです。そこをなんとか全部を525円でやって貰うように交渉して、預けて帰りました。何しろネガのシートが55枚もあるので相当な金額ですよね。

ところが家に帰ってしばらくすると電話がかかってきました。その昔焼き増ししたときに機械の都合でネガを繋いだ形跡が残っています。ネガの両端をテープで繋いで焼き増しの機械に通していたようで、再び切り離して帰ってくるのですが、このテープの残骸が邪魔をして、新しいスキャニングマシンには通らないと言ってきました。テープを剥がしてやってみたが、テープのところのネガが劣化していて破れてしまうと言うことでした。55本のうち29本がスキャニングできないと言うことでした。仕方ないのでそれ以外のスキャニングをお願いして、29本は受け取りに行きました。その時に何処のマシンを使っているのか聞いてみたらノーリツのマシンだと言っておりました。

そもそも富士フイルムで富士フイルムの機械で焼き増ししていたはずですから、富士フイルムのスキャナなら行けるのではないかと思い、仕事の写真を焼いて貰っているDPEに相談に行きました。こちらでは200万画素での取り込みだと言ってましたが、フィルムについては問題なく出来ると思うとの事でした。こちらでの扱いは、そのほとんどが200万画素程度の取り込みだそうです。それで1シートあたり500円。まぁ、仕方がないですね。

通常2L程度の焼き増しなら、200な万画素もあれば充分だそうです。また、パソコンで扱うには充分な大きさだし、スキャナも高級なので充分きれいだそうです。600万画素でもせいぜい四つ切り程度だし、本当のフィルムの性能を保存するには1500万画素くらいで取り込まないと意味がないらしい。そんな庫としているくらいならフィルムから焼いた方がきれいだとか。それにせいぜい35ミリフィルムだし。余り高望みは無駄になるだけですね。

と言うわけで、半分は600万画素でノーリツのマシン。半分は200万画素で富士フイルムのマシンになりました。出来上がりが楽しみですね。一番古いネガがほぼ20年前のものです。保存方法がいい加減だったので少し乾燥しすぎているようです。今のうちにデジタルにしておくのは懸命かも知れません。