2010年03月08日(月) [長年日記]
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§1 英勲の酒粕
昨年は美味しい酒粕に巡り会えなかったのですが、何時も行ってる酒屋さんに目新しい酒粕が入ってました。英勲と言うお酒の酒粕です。伏見の斉藤酒造の酒粕ですが、表示通りとすると京都産の「祝」というお米の絞りたての酒粕だと思います。新酒の絞りたての酒粕は2月上旬から3月の終わりぐらいまでしか出てきません。美味しい酒粕は板状になっていてもぽろぽろと崩れやすいのが特徴です。
今回は粕汁でいただきました。甘酒にはしていません。大吟醸の酒粕なので香りが素晴らしくそれでいてアッサリと美味しい酒粕でした。明くる日まで残った数汁にはおちょこ一杯分の清酒を入れて温めると、香りが戻ってきて美味しくいただくことが出来ました。
今日もう一度酒粕を買いましたが、今回は天引(あまびき)の普通の酒粕です。粕汁ならこれでも充分でしょうが、一旦美味しいのを食べた後での評価は厳しくなるかも知れませんね。