へんこつ日誌

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2013年03月11日(月) [長年日記]

§1 お年寄りだけの家庭

先週から続いている水道検針月の漏水修理依頼ですが、今週は同級生のお母さんから電話が掛かってきました。僕の世代の親だと既に80歳は過ぎています。伺ってみると老夫婦だけのお住まいでした。そこへ検針に来た係員に水が漏れているかも知れないと言われたの不安でいっぱいなのです。

先週から伺っている訪問先は偶然かどうか、お年寄りだけの夫婦か若しくは一人住まいのお宅でした。普段から色んな不安を抱えて生活していらっしゃるのだと思います。修理に伺うと修理が終わるか終わらないかという絶妙のタイミングでお茶を出してくださいます。お話し相手が欲しいのです。切れることなく一方的に話が進んで、僕は相の手を打つだけという状態で時間はどんどん過ぎていきます。

ひとしきりお話しされると気分も落ち着くのでしょうね。出来るだけお付き合いするように心がけていますが、時間がないときは上手く打ち切るのに苦労します(^^;

僕が小学校か中学校の時に引っ越してこられた世代ですから、無理もありませんが、お年寄りが一人だけで暮らしておられるのは、何だか社会のひずみを感じてしまいますが、これも時代ですかね。本人達も頑固なところがあるのは否めませんから。

おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らした子どもたちはまたおじいちゃんやおばあちゃんに優しくなれると思うのですが、離れていたらそうはなれないでしょうね。いやぁ、問題が複雑だなぁ。