2013年10月03日(木) [長年日記]
§1 自転車車載用治具の制作
モーターホームに自転車を2台積んで行けば、出かけ先でウロウロするのに便利だなと言うことで先日おみさんの自転車も買いました。さて、なんとか2台の自転車を積めるようにしないとね。
モーターホームの後ろにはそこそこ立派な荷台が付いてます。そもそも前のオーナーが、モトコンポを積んで走るのに取り付けたそうで、僕もモトコンポを探してわざわざ鈴鹿まで取りに行った覚えがあります。今までは遠くへ出かけるときにはモトコンポを積んでいったのですが、今後は自転車になりそうです。
自転車を自動車に積むためには色んな方法があるようですが、市販のキャリアなどを買おうとすると、乗用車のルーフキャリヤ用が多く出回っているものの、モーターホーム用となると数も少ないし。思いの外高いものが多いですね。と言うわけで自作の道を歩むこととなったわけです。
市販のキャリアを見ていると、レールにタイヤをベルトで固定して、フレームの一部をアームで支えるような構造のものが多いですね。でもそのほとんどが、ロードバイクやマウンテンバイクと言った、26インチから27インチ、700Cと言ったサイズの自転車用ばかりです。我が家の自転車は18インチのミニサイズ、なかなか適当なものは見つかりません。
最初やルーフキャリア用の自転車用レールを買おうと思ったのですが、これも1つが1万円ほどしたり、なかなかお高いです。そうなるとレール探しからと言うことに。タイヤの巾は区気圧にも寄るのですが、36から38ミリ程度、アングル鋼を買ってきてV字型の溝にするのか、チャンネル鋼を買ってきてコの字型の溝にするのか。どっちでも良さそうだけど、荷台への取付を考えるとコの字型の方が楽そうですよね。
と言うわけで外寸40×25×1800のチャンネル鋼を買ってきました。厚みが2ミリなので内巾は36ミリ。チャンネルに自転車を載せてみると、タイヤがピッタリでした。さて、自転車の全長は1440ミリどういう加工が必要かしばらくボーッと考える。イメージは出来てきた。片方をL型に曲げて、タイヤの下と横をレールに差し込んで、両方をベルトで固定すると言う案が思いついた。そうすると立ち上がりが300ミリ必要で、1440と300と300だと2040になってしまって、買ってきた1800のチャンネルでは足りないことになる。困ったぞ。
先ずは、片方を300ミリ測って90度に折り曲げてみた。レールをコンクリートの地面において自転車を載せてみるとそれだけでも自立する。後は固定だけだが、自転車のもう片方が少し頼りない気がする。もう一方は同じようには出来ないので苦肉の策。少しナナメに折り曲げて乗せるだけで、自転車が勝手に片方のレールに入る構造とした。我ながら上出来。
後はベルトで固定するだけだけど、振動などのことも考えて気になるところを少し加工して出来上がり。後は実践投入で何も不具合が起こらないか確認するだけですね。