へんこつ日誌

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2014年01月04日(土) [長年日記]

§1 TaylorGSminiRoseWoodをゲット

ノーマルチューニングで少し小さめのギター、ミニギターだと5度高い目の音になったりするけど、標準サイズのギターを同じチューニングでそこそこ音が出て、やや小さめでお出かけ用とか、女性が弾くのにちょうど良いサイズ、探していたら、行き着きました。

通信販売ではたくさんあるんだけど、実際に店頭で展示しているお店となると近くには無いかなと思いながらネットで検索すると、凄く近いところに有りました。高槻市の「アコースティックプラザ井上楽器」と言うお店。行ってみると小さなお店にギターとウクレレがギッシリ並んでました。

既に5人ほどのお客さんが居て入る余地がないほど(笑)、どうやら冷やかしの常連さんばかりだったみたいで、僕たちが客とわかると場所を空けてくれました。あらかじめ目標を定めていったので、「こちらにTaylorのGSminiが有るとネットで見て来たんですが」と言うと「あ、アレです」と指さした方を見ると、奥の方でスタンドに立てられていました。

GSminiは使用材料の違いで3種類ほど有るのですが、中でも昨年秋の限定モデルの中のローズウッドタイプが展示してありました。そのローズウッドタイプの中でも店主が選りすぐってきた一本だそうです。ローズウッドタイプというのはラミネート材を使っているからなんですが、店主に「使用材料によって3種類ほど有るようだけど、ラミネートでも音の違いはあるの?」と聴くと「全然違いますよ」と言ってました。

早速ちょっと弾かせてもらいました。あきらかに一回り小さくてフレットの感覚が少し狭い。これなら女性でも弾きやすそうです。しかも弦高は出荷状態でかなり低い目に設定されています。おみさんが弾いてみてどうやら気に入ったようです。買うことに決めました。

こちらのギター屋さんは購入時オリエンテーションが有って、ギターの取り扱いについての注意を聴かせてくれました。こんなギター屋さんも珍しいかも知れません。ただ、販売はしているけれど、調整はしていないようで、調整となると心やすいチューナーさんに持っていくそうです。ちょっと心許ないですね。調整は柾目ウッドメーカーさんに任せることにしましょう。

持って帰って弾いてみると、ボディーサイズからは想像できないぐらいの大きな音が出ます。少し高音よりでメロディーが綺麗に出ますが、低音が少し足りない感じは仕方ないかも知れません。ただ、調整次第でずいぶん化けるという話もネットで見つけたので、しばらく弾いたら調整に出したいですね。自分で弾いていると新品のせいか音に一体感がないというか、ちょっとまとまりが付かない感じもするのですが、傍から聞いていると良い音に聞こえます。ますます調整が楽しみです。

ネックも細くて凄く握りやすいし、少しショートな分テンションも低く抑えられて押さえやすい。と言うわけで、おみさん用のギターがわが家にやって来ました。これなら弾きやすいでしょう。弾き慣れて音が物足りなくなってきたら標準サイズへステップアップしたら良いかなと思ってます。手が小さかったり握力が弱かったりする女性にはちょうど良い選択肢かも知れませんね。