へんこつ日誌

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2018年01月18日(木) [長年日記]

§1 走井餅

やわた走井餅 走井餅を頂きました。兄貴の嫁さんと姪っ子が3人揃って厄年だそうで、本厄二人と前厄一人。揃って八幡の男山に有る石清水八幡宮に行ってきたようです。門前にある八幡走井餅をお土産に買ってきてくれました。

これがまた美味いんだ。杵つきのお餅にこしあんが包んであるシンプルな和菓子ですが、そもそもは京都と滋賀の間を結ぶ逢坂山の峠にあった走井という井戸が名前の由来。この井戸水で刀を研いだと言う話だそうです。

走井餅のカタチはまさに刀の切っ先をカタチ取ったものです。昔は逢坂山峠に走井餅のお店があったのですが、今はありません。名前だけ残っている感じで、走井餅だけが色んなお菓子屋さんが販売されています。

そんな中でも一番昔の味に近いのがこの「やわた走井餅」だと思います。他のメーカーの走井餅も食べたことがありますが、杉に硬くなってしまうのを防ぐのに色々混ぜ物をしているメーカーが多いようです。

やわた走井餅はトレハロースを混ぜているいるものの、デンプンや可塑剤のようなものは使っていないようですね。僕が走井餅を勧めるのなら今のところやわた走井餅です。(^^;