2018年05月14日(月) [長年日記]
§1 PM-200/HV3のゲイン調整は必須!
M-factoryのPM-200/HV3が来たのでギターにサンライズを付けて試してみないと、と言うわけで早速サンライズを付けて試してみました。最初はなんだかちょっと音が歪んでいる感じがしたのですが、PM-200/HV3は汎用プリアンプという位置づけです。それぞれのギターに合わせて調整するのはユーザーの仕事。
ピエゾを使ったコンタクトとマグネットのデュアルピックアップの場合それぞれの出力に差があるので微調整が必要なんですね。細かい設定は追々することにして、気になっている歪み感を無くしたいのでピエゾの方のゲインを少し下げてみた、するとすぐに解消して何とも言えない良い音になった。直感的に出来るのはすごいですね。
僕たちのピエゾコンタクトは先日のNISHIHARAGUITARSさんでの調整の際に見てみて初めて知ったのですが、コンタクトが2つも付いてました。今までのコンタクトに低音部をたしているようです。つまりコンタクトの方は2つ分の出力を持っていると言う事ですよね。マグネットは同じサンライズ。鼻注せいの必要性というのも納得の話です。
この調整をしてからおみさんに弾いて見てもらったら気持ちいいと言っておりました。僕の感覚ではもう少しマグネットのゲインを稼いでおいた方が良いかなと思うのですが、まだまだこれからじっくり調整したいと思います。このことを考えるとプリアンプの使い回しというのは先ず出来ないと言うことですね。それぞれのギター専用で無いとバランスが見つけられないです。
そういう意味では、M-factoryさんはプリアンプをそれぞれのギターに合わせてチューニングを済ませてギター内部に取り付けているわけで、既にその状態でそのギター専用のプリアンプになってます。従ってその後につなぐコントローラーは使い回しでも構わないわけですよね。それを裏付けるようにPM-500にはゲインの微調整は有りません。ギターから出力するときに絶妙のバランスに仕上げてあるということですね。M-factoryのすばらしさの秘密が分かったような気がします。
でも、素人の僕たちには普通のフォンジャックでつなげるのが魅力なので、ここは仕方ないですが、僕のPM-200/HV3を持って行ったとき使っていただくのは構いませんが、僕のギターに合わせて調整しているのであなたのギターには合わないかも知れません(笑)