2001年10月31日(水) [長年日記]
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[今日は何の日]
§1 狂牛病が騒がれ出して久しいですが
我が家では牛肉や牛肉エキスを使用した製品は出来るだけとらないように心がけています。
今更遅いかも知れないけれど、気にしないよりはマシかと思うわけです。異常プリオンの摂取量によって潜伏期間の長さに違いが出るとのことなので出来るだけとらない方がよいでしょう。
脳と目と脊髄と腸の先端部分以外は安全なのなら、どうして牛を丸ごと処分するのでしょうか。そんな必要ないはずです。
イギリスでは将来10万人以上の新型ヤコブ病患者が出ると予測する学者もいるほどですからまだまだ気が抜けません。
それよりも驚いたのが共同通信社のアンケート結果。 牛肉は控える人が過半数なのに、牛肉エキスを使ったカレールーやシチューなどは今まで通り使っている人が約半数いることです。後者の方が危ないと思うのですがマスコミなどが牛肉ばかりクローズアップするので正確な情報が国民に伝わっていないようですね。
実際、牛肉エキスなどを使った製品の自主回収品目は160社にも及びその製品数が1600件以上になっているというのに知らない人が多いと言うことでしょうか。
輪をかけてあきれるのが、全数検査以前の牛肉の処分について、食糧難の国へ送ればよいと答えていた人が政府関係者にいたことです。
何を信じればよいのやら。