2001年11月18日(日) [長年日記]
§1 予兆!
点滴を直してもらって痛いところが無くなったはずのナルちゃんですが、時々どこかが痛そうに力を入れて泣きます。少しお話ししてくれれば助かるのですが、朝も少し愚図っていたので、背中をさすったり足をマッサージしたりしてあげました。昨日もマッサージをしていると大きなオナラの後ウンチがたくさん出ました。
仰向けに寝たままの姿勢が長いので、気晴らしも含めてマッサージは欠かせません、床ずれも心配だし長期戦になるといろいろ大変です。健康なときはじっとしている菌がナルちゃんに悪さをしているのだろうと思います。お薬が合って早くお熱が下がると良いのですが。
今日はハルちゃんが帰ってくる日、地域の学校との交流があるというので昼過ぎに見に行ってやろうと思っていましたので、ナルちゃんも気になるのですがそこそこで病院を後にしました。
学校に行ってみるとプレイルームで地域の高等学校の生徒達と一緒の食事が終わったところでした。来てくれていた生徒達はボクとおみさんが出た学校の生徒達でした。
ハルちゃんの手が冷たそうに爪の色が変わっていたので、両手で包んでマッサージしてやりました。それを見ていた生徒達はその後ずっとハルちゃんの手を握ってマッサージしてくれていました。
体育館での反省会で、ハルちゃんの車いすをはさむように両方から女生徒達がハルちゃんの手を握ってくれています。なんだか女子高生同士の世界が出来ているようで不思議な光景でした。なんだか声が掛けにくいような・・・(^^; そう言えばハルちゃんも高校生なんだなぁと感慨にふけったりしてしまいました。
久しぶりに自動車の自分の席に着いたハルちゃんは、案外リラックスしています。寄宿舎の延長の申請書をもらって一緒にかえりました。
帰るといつものパターンでお昼寝するのですが、定位置について昼寝の態勢にしたらおとなしくしているものの寝付けない様子。そのうち悲しそうにしくしく泣き出しました。抱き上げてギュッと抱きしめてやりました。大声で泣くわけでもなく悲しそうにしくしく泣く姿に、がんばっているんだなぁと思うと、グッと来てしまいました。ハルちゃんありがとう。
夕食は隣に行ってお鍋を頂きました。おうどんも頂いて、最後にはプリンのデザート付きのフルコース、大満足でした。
しばらくテレビを見てゆっくりした後、寝床に入りました、しばらくグズグズ言いそうになるのに付き合って添い寝をしていると寝付いてくれました。自分のいつもの布団で安心したのでしょう。来週からもう少しがんばってもらわなければなりません。出来るだけ愛情を注ぐよう接してあげたいと思います。