へんこつ日誌

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2002年01月25日(金) [長年日記]

§1 ナルちゃんの誕生日が後2日と迫ったが

どうやら病院で迎えることになりそうだ。とは言っても悲観しているわけではない。

抗生剤が抜けてまる48時間が経った。特に異常はないようだ。何らかの異常があればそろそろ出てくる時間を経過している。このまま行けば退院の日も近い。

クランプしてある腸ロウがすでに2カ月を超えている。抜くタイミングを見計らっていたようだが思わぬ出来事が起きた。クランプしてあると言うことは栓をしてあるのと同じ、腸に圧力が掛かれば押し出されて来るというものだ。

まさに押し出されてしまった。つまりナルちゃんが自力で抜いてしまったことになる。自然に抜けたということは腸から皮膚にかけて完全なトンネルが出来ている証拠、途中に漏れがあったらそこから抜けては来ないで腸液が漏れることになるからだ。

腸ロウの2ヶ月間の留置は通常考えられないほど長いらしい。本来なら全く問題ない時期に来ているが、今までいろいろあったために慎重になっていたが、今日になって勝手に抜けてしまった。

外科医によると先ず問題ないだろうとのこと、小児科の医師は外科医に「勝手に抜けることなんてあるの」と聴いていたそうだ、外科医曰く「無いこともない」らしい。きわめて珍しい出来事かもしれない。

なにわともあれ、チューブが抜けて軽くなった、丸一日様子を見て問題なければそれで良し、この結果を見てもう1本の腸ロウを抜く時期も計画が立てやすくなるだろう、ナルちゃんがんばれ。

点滴の栄養も日を追うごとに減らされてきている、それに平行して胃ロウからの注入を徐々に増やしている。このまま行けば点滴が抜ける日も近い。ボクはすでに不要と思ってるが、医師の立場ではそうも行かないらしい。

ハルちゃんが帰ってきた、お疲れさんでした。帰ってすぐに隣におよばれにいったので、落ち着く暇がなかったのか、大泣きになってしまった、家に帰ってプリンを食べているとずいぶん落ち着いた。寝床に入れるとおりこうに寝てくれる。やはり自分の寝床は落ち着くんだろうなぁ! おやすみ、明日はママが帰ってくるよ。