2002年05月17日(金) [長年日記]
§1 ハードディスクの入れ替え2
日が変わって、早速NetJapanのサイトへ行ってFAQを探してみた。http://www.netjapan.co.jp/FAQ/PQ_solutions/sol71.html
ちゃんとありました。マイクロソフトでもWindows2000の問題として発表しています。http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=/isapi/gomscom.asp
?target=/japan/support/kb/articles/jp249/3/21.asp&LN=JA
こんな事を知る術もなく、最初は簡単に思っていたので、ディスクがコピーできたら、古いドライブを付けたまま再起動していました。そうすると起動はするモノの新しいHDDがマスタードライブになっているにもかかわらず。古いHDDがCドライブとして立ち上がってしまいます。仕方なく古いHDDを物理的に外して再起動したら、上記の問題でログオンできません。
レジストリを最初に変更しておけばすぐにログオンできるのが分かったので、古い方のHDDで立ち上げて、レジストリをバックアップ後、レジストリを変更して、再起動。DriveCopyを実行するときは、CD-ROMからなので、後々の手間を省くため、古い方をプライマリーのスレーブに変えて、新しいHDDを次回再起動時にマスターとなるよう最初からプライマリーマスターにセットして、コピーをはじめました。
コピー完了後、再起動しますかと聞かれるので、今回も電源を一旦切って、古い方のHDDの電源を切り再起動します。BIOSに入り、HDDの認識を再確認して、新しいHDDから起動するように変更して、リセット。
今回は、上手くログオンできましたが、ログオンしたとたんにエラーメッセージの嵐となります。全てキャンセルしてマイコンピュータで確認すると、本来Cドライブになるはずのドライブ文字が、Eドライブになっていて、本来のDがCに、EがDに割り当てられていました。
ここでレジストリエディタを開きます。この時regedt32ではなくregeditのほうで操作しなければならないようです。指定されたキーを開いて、マイコンピューターでのドライブのずれをレジストリで変更してやります。
恐る恐る再起動をかけます(^^;
今回は無事、何事もなかったように起動して、ログオンできるようになりました。スタートアップに入っているアプリもエラーを出すことなく順次起動して、普段の状態に戻りました。
ついこの間、あまりにもフリーズが激しいWindows98に見切りを付け、Windows2000にしたばかりに、酷い目に遭いました。その分一つ勉強にはなりましたが・・・
HDDにも余裕が出来てひと安心です。古いHDDはWindows2000とは相性があるので、問題を解決してからデータのバックアップ用にでも使おうと思っています。
Windows2000はマスターブートレコードと、ブートセクタとブートパーティションを順次確認するようですが、最後のブートパーティションでエラーが起こりループに入ってしまうようでした。レジストリにフルパスで記録されるため、この現象が起こるようで、フルパス部分を解除してやると間違ったドライブレターでも最初は起動するようです。
WindowsNTやWindowsXPではこの現象は無いようですが、ハードウェアまでガッチリ監視するOSだけに、こういう事も起こるのでしょうね、サービスパック3あたりで、対応してくれればよいのですが。