へんこつ日誌

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2003年04月15日(火) [長年日記]

§1 鉄腕アトムとサンダーバード

この春から表題の、「鉄腕アトム」と「サンダーバード」が相次いで放映された。鉄腕アトムは誕生日を迎え新たにスタートとなったようだ。が、残念なことが一つあります。それは主題歌が変わってしまったことです。

再放送ではなく、新しいスタートなのだから仕方のないことかもしれませんが、アトムのイメージは我々の年代には強く刷り込まれすぎているので、新しい主題歌には納得行きません。

「そ〜ら〜を こ〜えて〜♪」と始まらないと、ピンとこないのです。知らない人も多いかと思うのですが、その昔、鉄腕アトムがアニメ化される前にしばらく実写で放映されていたのです。俳優までは忘れましたが、その当時は当たり前で、「月光仮面」や「七色仮面」や「ナショナルキッド」など、その当時のヒーローはみんな実写でした。

その当時は主題歌も違っていて、いかにも昔のヒーローものを思わせる歌詞の内容でした。

僕は無敵だ、鉄腕アトム。

よい子のために、戦うぞ。

勝ったつもりか、負けはしないぞ。

さぁ来い悪者、やって来い。

ジェット推進、十万馬力。

僕は鉄腕アトム。

七つの威力を、持っている。

という内容でした。

その後もっとも良く知られている「空を越えて、ラララ、星の彼方。」となったわけです。

いろんなところでこの話題が出ているようですね。フジテレビに抗議が殺到しているようです。

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/geinou/apr/o20030411_20.htm

何とかならないのでしょうかねぇ。

それに引き替え、サンダーバードは昔のままで帰ってきました。ロケット発射のカウントダウンから始まる勇ましい主題歌は当時にタイムスリップする感じです。声優さんも昔のままで、ペネロープが黒柳徹子さんだったのには感激しました。昔の録音のままなのかもしれませんが、新しい吹き替えにしても仕方のないところをあえて昔のままというのがうれしい限りです。

おまけに、サンダーバードの続きで「ひょっこりひょうたん島」が再スタートしています。これも出来る限り昔のままの声優さんが出ておられ、博士が中山千夏だったりするのが懐かしかったです。