へんこつ日誌

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2005年12月22日(木) [長年日記]

§1 雪でさんざん

朝からの雪で各方面大変だったようです。あまり経験のない地方では仕方のないことかもしれません。そう言う意味では天災と同じで常日頃練習のしようが無いものはいざというときどうにもならないのがよく分かります。

さて、ハルナル日記でも少しふれたのですが、この雪のせいで今日の午後4時過ぎにお願いしていた居宅介護に行けないという断りがありました。その時点の雪の状態などを見ると仕方がないようにも思えます。ところがよくよく考えると前回の台風の時のように警報がでていたわけでもない*1し、実際の支援が必要な時刻には雪も解けて通常の交通事情に戻っています。

そこで考えてみたのですが、障害者の支援については措置から支援費へと変わり本人と事業者との対等な契約の元に成立するものと考えられます。従って一定の契約の元予約を入れているわけですから正当な理由が整わなければ一方的に断ることは対等な契約では無くなってしまう事になります。つまりどちらか片方が納得していない場合は問題が残ります。

また、ユーザー側が当日になってキャンセルした場合はキャンセル料が必要です。これはたぶん契約書に謳ってあるものと思われます。逆に事業者が当日にキャンセルした場合はどうあるべきなのでしょうか。今の状態ですとユーザーはキャンセル料を支払う必要はありませんがこれは当たり前のことであって、それよりもあてにしていた支援が受けられないという損失が発生します。言ってみればユーザー側がキャンセル料をもらわないと対等ではないと思われます。本来なら代替の支援日を設けて振り返るか、キャンセルの場合は次回の依頼時にキャンセル料を差し引いた請求にするべきかもしれません。

たぶんこの辺のことはあまり議論されていないと思うのですが、今のままですと事業者側は一方的に断っても*2何のリスクも無いことになります。これはどう見ても対等な契約ではありません。言い換えれば立場の弱い方が泣き寝入りしていることにならないでしょうか。

*1 この時も実際の支援の時刻には解除されていたと思います。

*2 もちろん警報などがでている場合は正当な理由がありますから別ですが

§2 みかん美味い

和歌山のみかん農家のお友だちに頼んで送ってもらう毎年恒例の有田みかん。やっぱり美味い。つい食べ過ぎてしまう。正月までになくなったら大変です。明日から制限しなくては>ぢぶん