2006年04月02日(日) [長年日記]
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§1 同軸ケーブルの損失
アンテナの位置を天井の真ん中からバックドアの端っこに替えてみた。もちろんアンテナは自作のバイコニカル。付けたままで立体駐車場に入るというのが目的だが結果はあまり良くなかった。SWRが1:1.5位にまで上がってしまいパワーも天井に着けている時より出ていない。
SWRの方は車体に干渉しているようで完全に離すとちゃんと落ちてくるので無理な位置に着けていると言うことになる。これはSWRがどうのと言うよりもボディーの影響で編波形状が歪になっていると言うことが問題なわけですが、走っている車ではあまり関係ないかもしれません。だが、パワーの方は前回の時にトリプレクサやプリアンプのせいだと思っていたのですがどうやら同軸ケーブルそのものの損失のようでした。これはちょっとショックな結果です。と言うよりこれぐらいは落ちるものなのですね。進行波と反射波の比率が大きくなると同軸の中を大きな電力が流れるので問題になるのですが、35w程度ではたいしたこともない模様。
細い同軸ケーブルで5mある内の4.5mが5D-QEFVというケーブルで0.5mが1.5Dの特殊ケーブルです。コネクタは両端ともN型ですが、2割以上の損失とはガッカリです。SWRは無線機直後でもアンテナ直下でもたいして違わなかったのでインピーダンスは合っているようですね。先日入れ替えた全長4.0mのケーブルの実力も測定しておかないと危ないですね。