へんこつ日誌

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2008年09月20日(土) [長年日記]

§1 魚屋さん

よこばやし医院の帰り旧電電公社の前を左折して帰るのですが、生花店があって魚屋さんがあって八百屋さんがあります。生花店にはあまり用事がないのですが、八百屋さんは時期が来ると鳴門金時を使った美味しい焼き芋が売られています。魚屋さんは最近気がついて、懐かしい焼きハモを時々買って帰ります。

というわけで今日も焼きハモを買って帰りました。その時気になっていたことを聞いてみたのですが、残念な返事でした。「最近カマスゴを見いひんね」と聞いてみたら、「カマスゴは春やで」と。「春はイカナゴやろ」というと、「イカナゴもカマスゴも一緒やんか」と言われてしまいました。「そうやなくて、10センチぐらいに大きくなったやつで、焼いた後二杯酢に漬けて食べるアレですわ」というと「あれなぁ、そう言うたら最近見んようになったなぁ」と、奥さんらしき人が「塩乾の店を見ても置いてるとこはほとんど無いな」と言われました。最近食べなくなっているのですね。

どうしてもあの味が忘れられないのでなんとか食べたいのですが、何処かに売っているところが有るかなぁ。そもそも対面販売の魚屋さん自体が少なくなっているので、なかなか難しいですよね。イカナゴの時に捕りすぎてカマスゴになるときにはあまり取れなくなるのかも知れません。それにしても昔食卓に上っていた食材が無くなっていくのは悲しいですね。