へんこつ日誌

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2010年02月23日(火) [長年日記]

§1 聞けば聞くほど解りにくい石の話

心やすい石屋さんが来てくれて色々話を聞かせてもらった。先ずは現場を見てもらい。最近乱立している墓石の様子などを見てもらった。たくさん建っている墓の中でもダントツに中国産のG614という石が多い。一応青御影という分類になるそうだが、白御影と言っても解らないぐらいに白い。日本製の大島はやっぱり落ちついた感じがする。庵治になると決めも細かくて品格さえ感じます。

で、彼曰く。G614だけはオススメできません。中国産でもマシなものがありますからそちらの方が良いと思いますという事でした。安いから良いなと思っていたのですが、やっぱり安物はダメなのですね。中国産の石でも加工が日本か、現地かでずいぶん違うようです。磨くときに熱をかけ過ぎて数年経ってから石の変質部分が目立ってくることが有るようです。また、等級の低い石を少し加工することで等級を上げて販売していたりすることもあるようで、なかなか何を信じて良いのか解らないようですね。

そんな中でも一番驚きだったのが値段です。こちらの相場では一番安いのが70万円でしたが、同じ仕様だと38万円だそうです。概ね半分ですよね。こんな事だからなかなか信じられないんですよね。中国産のそこそこ良い石と、インド産と、国産で図面を描いた上で見積もりすると言ってくれました。楽しみに待つことにしましょう。