2010年07月30日(金) [長年日記]
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§1 小児科の患者は機械管理
成ちゃんの病室を見ていると機械だらけになっているのに気がつきます。点滴のラインは一本ですが、二重構造になっていて、2つの点滴がぶら下がります。その2つの点滴をそれぞれ輸液ポンプで管理します。今から20年ぐらい前には考えられない光景です。ちょくちょく看護師さんが来て点滴の落ちる速度を確認していたものですが、今はポンプで完全に管理されています。呼吸器系の病棟なのですが小児科からの患者が来るとポンプで管理すると看護師さんが言っておりました。
水分や栄養にビタミンなどを入れる輸液ポンプが2台と、抗生剤やステロイドなどを入れるシリンジポンプと、酸素飽和度を管理する無線で管理できるパルスオキシメータと肺の換気を強制的に促す機械の肺内パーカッションベンチレーターなど、全ての機械を合わせると数百万円になります。それを成ちゃんが独占して使っているのですから考えたら恐ろしいですね。そのおかげで治りが早くなっているような気もします。