へんこつ日誌

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2011年01月21日(金) [長年日記]

§1 醸造アルコール

僕は日本酒は純米酒しか飲みません、吟醸とか大吟醸は値段は高級ですが醸造アルコールが入っていて後味が悪いのです。飲んだ後に舌や鼻に嫌な感じが残るのですぐに分かります。少しなら飲めないこともないですがたくさんは飲めません。

本来、日本酒は醸造酒ですからお米と工事で発酵させて濾過したものです。すごく単純で分かりやすい。ところが醸造アルコールが入ると単純は醸造酒では無くなってしまいます。そもそも醸造アルコール自体が蒸留酒だからです。蒸留酒と言えば代表的なのは今流行りの焼酎ですね。醸造アルコールが入っているお酒は醸造酒にわざわざ蒸留酒の焼酎を混ぜていると言うことですね。

飲み口がスッキリするとか言うけれど、水で薄めた分アルコールを足しているという感じがします。薄いとスッキリしたみたいに感じて、蒸留酒でしたがしびれるのを辛口だとか言っているような気がします。

先日、居酒屋で純米酒を頼んだら吟醸酒が出てきました。少しだったので文句を言いませんでしたが、純米吟醸と書いていながら醸造アルコールを使っているお酒もあるようですね。まるで詐欺みたいな。そんなことも知らずにこのお店ではお酒を出しているのでしょう。日本酒の売り上げは年々減っているようですが、こんな詐欺みたいな事をしているからではないかとこの先も心配になってきます。