へんこつ日誌

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2014年01月11日(土) [長年日記]

§1 ギターの調整をしてもらった

先日買ったギターTaylorGSminiを調整してもらうために「柾目ウッドメーカー」まで行ってきました。昼前に電話して午後から行くと言うと快く請けていただいた。

途中でお昼ご飯を済ませるため、長岡天神のサンマルコに初めて行ってみた。クリームパスタの味は先日食べた西武高槻のペルコラよりも美味しかった。同程度のお店だとは思うけど、ちょっと微妙だった。サンマルコの単価は高すぎる、前菜バーとかドリンクバーとか色々付いていて邪魔くさい。この歳になってウロウロ自分で取りに行くのは面倒です。注文するから持ってこいというお年頃なのだ(^^;

さて、お腹も膨れたので柾目ウッドメーカーに行きました。もうすっかり顔なじみ。新しいギターを見せるとすぐに調整してくれました。6弦のハイフレットの減衰が激しいので何とかなるか、握力が弱い女性が弾くので押さえやすくして欲しい、と色々注文を付けた。ギターを試奏してみてナットとサドルはこのままで良いと思うとのこと、小さいギターなのに大きな音やなぁと言っておられました。ブリッジピンはどうかと聞くとこのままでも良いし牛骨にするといい音になると言われたので、お願いすることにした。

最終的にサドルを削って弦高を1弦1.5mm、6弦2.0mmに調整してくれました。ブリッジピンは牛骨製、ネックが少し順反りになっていたのを調整、ペグの締め付けを調整してもらいました。おみさんに試奏してみてもらうと、押さえやすくなっているし、音も格段に良くなっています。おもしろいですね。アラフィフおやじさんのブログで牛骨のナットとサドルに交換して、ブリッジピンをエボニーに換えたと言う記事を見つけました。そのギターはサペリを使っていてサイドとバックの材が違います。何だか違いを聞き比べて見たくなりますね。ちなみにGSminiに最初から付いているサドルとナットはNuBornという人工骨だそうですが、要するにプラスチックやなぁと柾目ウッドメーカーのご主人は言っておられました。

調整も終わって帰り際、NishiharaGuitersさんの話をすると、販売用に置いてあるギターを弾かせてくださいました。まだ20代か30になったばかりという西原氏のギターですが、「エエ作りしてるで」と自慢げに見せてくれました。西原氏は自分の工房を開く前1年間ほどこの柾目ウッドメーカーに居られたそうです。で、よくご存知だし、ギターも置いておられるんですね。

美しい仕上がりのギターに見とれてしまいます。フィンガーピッキング用にずいぶん工夫がされているようで、ナットからペグまでの角度がつきすぎないように考えられたヘッド形状や、ヘッドの角度。どちらも弦のテンションが上がりすぎないための工夫だそうです。弦高も低く抑えてあって、凄く弾きやすかった。試しにわたなべゆう君のガーベラを弾き出したら、ご主人もギターを持って参加してくれて、即席のセッションになりました。気分よく楽に弾けるギターでした。西原氏はヘッドウェイに3年ほど居られたそうです。色んな意味で、わたなべゆう君に合うギターじゃないかなと思いました。おみさんもギターを抱いてつま弾いてみて持ちやすくて弾きやすいと言っておりました。上手になったら買って下さいね。ちなみに40万円以上します(^^;

家に帰って改めてGSminiを弾いてみたおみさんは、すっかり調整が気に入ったようで、何だか上手になったみたいと申しておりました。やっぱり新品のギターは先ず調整することが大事ですね。自分にあったチューニングにしてもらうだけで上達したと思うぐらいに弾きやすくなる。しっかり練習して楽しめるようになると良いですね。