2014年02月11日(火)建国記念の日 [長年日記]
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§1 僕のうしろに道は出来る
京都の有志が自主上映されている「僕のうしろに道は出来る」というノンフィクションのドキュメンタリー映画を見に行ってきました。
脳幹出血によって蔓延性意識障害と診断された状態から回復されている人の物語。まるで意識がないように見える状態でもその人にはちゃんと想いがあって伝えたいことがある。周りや本人が諦めなければその思いを伝える方法が必ず見つかる。それを実践してこられた、そして今も続けておられる宮本俊也氏と山元加津子さんの物語。
映画の内容は後天的な理由から意識障害になった人の話題から入るのですが、実は先天的に意思も言葉もないと思われていた重度障害者にも想いがあって伝えたい言葉を持っているという事実も紹介されていました。そしてその想いを伝える方法をあらゆる角度からアプローチして実践されている人達がいて、あきらめかけていた人達がどんどんコミュニケーションの手段を獲得されているという事実。
ついつい我が子のことが思い出されて熱いものがこみ上げてきました。自分は子ども達の気持ちや想いを充分受けとめる努力をしてきたのかどうかと自問自答してしまいます。医師さえもそんなこと出来るはずがないと思われていた意識障害からの回復です、療育手帳でAの判定を請けている彼女たちが言葉をもって想いを伝えるなんて思ってもいなかったのが悔やまれました。
回復すると、きっと気持ちを伝えたがっていると信じて疑わず行動し続けることの尊さも改めて感じました。そして今、そう言う人達が共に支援し合うプロジェクトが立ち上がっています。そう言う家族をお持ちの方は一度この映画を観てみたらどうでしょう。そしてプロジェクトのホームページを覗いてみたらどうでしょう。と伝えていきたいと思います。
のぶさん、こんにちは。お久しぶりですね♪<br>ノンフィクションドキュメンタリー映画、なかなかないですよね!?<br>日記の内容を読ませて頂いて、いろんなことを考えさせられる映画でした。<br>実際に、目で見ていないから、分かりませんが、人と人の出逢い、繋がりができて、プロジェクトチームが発足して活動して行くことで、少しずつですが、未来に繋がることができる素敵な場所になりますように☆
おーちゃん∞ こんにちは。<br>機会があればぜひ一度観てください。この手の映像は普及活動に時間が掛かるようですし、なかなかスポンサーも付かないみたいで、自主上映になりがちですね。<br>DVDを発売してくれないか聴いてみようかなと思っているところです。