へんこつ日誌

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2014年05月27日(火) [長年日記]

§1 伏見のお酒

京都新聞の一面に「和食つないで」というコラムが連載されている。今週の月曜日からその第3部として5回の連載が始まった「京・伏見の酒」、その連載に気づいたのが今日、火曜日。昨日の新聞も読んだ。

伏見の水は軟水で美味しい水で有名、御香宮神社の御香水が名水百選に選ばれているので有名です。軟水で出来た酒を「女酒」と言うそうです。和食の文化も軟水ではぐくまれてきたと思うので、和食には伏見の酒がぴったり合うはず。という気になってきた(^^;

時代の流れで灘や伊丹の硬水で作る「男酒」が幅をきかせるようになり江戸から広がっていったそうで、伏見はずいぶん苦戦したようです。そんな中伏見の酒蔵同士が切磋琢磨して今の伏見の酒を維持してきたそうで、今でも伏見の酒蔵同士、仲が良いそうです。良いことですね。

伏見にはおいしいお酒が沢山あるのですが、京都市内のレストランや料亭でもまともな日本酒を置いているお店が少ないのは嘆かわしい。洋食のレストランならまだしも、和食の料亭でさえたいした酒を置いていなかったのが実情みたいです。

京都市は条例で日本酒での乾杯を推奨していることから、美味しい日本酒を置くお店も増えてきているようですが、まだまだですね。日本酒好きの僕としては、料亭に限らず、フレンチやイタリアンのお店でも昨今の世界的な日本酒ブームをくみ取って日本酒を置くようにしてほしいですね。今度DAIJOさんに言ったらお願いしてみよう(^^;