2015年01月20日(火) [長年日記]
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§1 床下一面水浸し
お風呂の脱衣場付近で水漏れの音がするという依頼主からの申し出で言ってみるとまさに音がしている。屋外から換気口をのぞき込んだ。場所は特定出来ずだが絞り込みは出来たので、屋内から床を切ってみる。
床を切ったまさにその場所に漏水箇所発見。床下は一面コンクリートで覆われていて、全室の床がつながっている。漏れた水は床下に溜まって全く反対側の換気口付近からも水がにじみ出ていた。このままだとなかなか床下が乾かないので穴を一つ空けて排水することにした。とんでもない量の水が出てきました。
漏水箇所は継手部分のパイプが腐食によって穴が開き水が出ている。同感の接続はフラックスと呼ばれる強酸性の液体を使って半田付けをする。半田付けの跡の洗浄が不十分だとこのように腐食して漏水の原因になる。肝心なのはフラックスを付けすぎないことだが、同感とそれを覆っている保護層との境界にフラックスが残っていて、時間とともにさんが濃縮されて穴が開くというものです。
管自体が全体的に錆びていて肉厚も薄くなってきていることから、新たにさんを使って半田付けするのはやめて半田を使わない冷間工法を用いて修理した。継手等の費用は高くつくが事後の耐用年数はこちらの方が優れていると思われる。保護層をはがした部分は新しい保護材で修復して完了です。