2016年01月17日(日) [長年日記]
§1 大山崎町総合防災訓練
大山崎町で町民あげての総合防災訓練が21年前の今日発生した阪神淡路大震災の日に行われました。一般の住民はほぼ避難訓練で、最寄りの第一次避難場所に避難したところで点呼を取って最終避難場所の大山崎小学校へ向かいました。
足の不自由な人やお年寄りなどは町内会長が移動手段の提供を大山崎町に依頼するという手順。我が町内は大山崎の南の端になるので小学校までは徒歩で30分ほど掛かります。大地震があったら果たして歩ける道が確保されているのかも定かではありません。
今回は避難の流れなどを確認して、問題点を洗い出すという意味では成果のあった避難訓練だったと思います。町民500人弱が参加しての大々的な防災訓練となりました。
体育館に町内ごとに集合して、展示や体験などをしました。体育館内では救護テントや胸骨圧迫体験が行われていました。僕も久しぶりに胸骨圧迫体験をしましたが、何十年も前にならった経験とはずいぶん変わってました。昔はみぞおちから指三本分の当たりを押すことになってましたが、今は胸全体の真ん中当たりを押すようです。僕が昔習ったのは1秒に1拍ぐらいの設定でしたが、今は1秒に2拍のリズムだそうです。また、マウストゥマウスの呼吸はした方が良いがしなくても良いそうです。勉強になりました。
グラウンドでは、消防本部や消防団の救出訓練の様子をデモンストレーションしていたり、仮設トイレや、発電機の展示をしていました。仮設トイレは下水のマンホールを開けてその上に設置するマンホール設置型、汲み取りトイレのタンクの上に直接座って用を足すタンク型のトイレなどが展示されていました。
一通りのスケジュールが終わったところで町長の挨拶が有り、参加者全員に豚汁が振る舞われました。この豚汁も炊き出しの訓練の一環だそうです。準備が大半だったと思うのですが、本当の緊急時に材料などが集まるのかなど、課題はあるようです。
豚汁を美味しくいただいて本日の予定は終了。お疲れ様でした。早い時期の総括と、総括の発表を期待します。
§2 皇后杯全国都道府県対抗女子駅伝
今日は毎年楽しみにしている、皇后杯全国都道府県対抗女子駅伝の日です。今年の見所は京都のリベンジと、阪神淡路大震災の日に開催されるので兵庫のがんばりと勝手に決めて見てました。
京都のアンカーは昨年と同じで、昨年はアンカー勝負で抜かれたので今年はなんとしても勝ちたいと言っておりました。実際にレースが始まると2区当たりから京都が抜け出して、1分のリードをもらってアンカーにつなぎました。昨年同様すばらしい走り。兵庫は後半に入ってずっと2位をキープ3位には群馬の布陣でした。
全てはアンカー勝負に掛かっていたのですが、なんと愛知が4位からの追い上げでしかもタイム差は90秒以上という中軽快な走りでトップに躍り出てそのままゴール、京都は2位の兵庫、3位の群馬にも抜かれて4位に終わってしまいました。群馬のアンカーも期待されていたのですが、どうも調子が上がらなかったようです。京都のアンカーも平凡なタイムでした。
今回の一番のがんばりは愛知でしょう、そしてやっぱり兵庫ががんばりました。総合2位は立派です。今年も手に汗握る展開で楽しませてもらいました。来年辺りは実際に沿道に出て観たいなと思うのですが、観戦はテレビが一番楽でよく分かるんですよね。どうしようかなぁ(笑)