2016年03月04日(金) [長年日記]
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§1 公共施設の老朽化とメンテナンス
隣町の小学校の老朽化が止まらないというか、あちこちで不具合が出てメンテナンスが必要になってきている。昨年も下水道の配管が地盤沈下の影響か流れなくなって改修したが、別の小学校でも下水道の配管が詰まって緊急の修理に行った。
公共の施設は入札などで箱物を建てるのは建てるが、その後のメンテナンスをしたためしがない。定期的に点検をしてメンテナンスを心がけていれば長持ちもするでしょうけど、いよいよ機能しなくなってから修理のための見積を始める始末なので、費用は高くつくし、その間不便を強いられるという悪循環ですね。
いちど、年間メンテナンス契約の話をしたことがあるのですが、そんなことには金を出せないシステムだそうです。壊れたものの修理には金を出すけれども、壊れるかどうかの点検には金を出さないんですね。
学校などは大きな修理が入るとその間機能が麻痺することだって有るわけですから未然に防ぐのが大事だと思うのですが、そういうことにはお金が出ないシステム、何とかならないんでしょうか?