2020年01月24日(金) [長年日記]
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§1 人名に使える漢字
僕も子どもが生まれたとき、命名にはずいぶん頭を悩ませたなと懐かしい思いがする。わたなべゆう君と悦ちゃんも生まれてくる娘の名前をずいぶん前から考えていたようです。
ところがいざ届けようと調べたら思っていた漢字が使えない事に気がついたようです。法務省が決めているんですね。人名漢字と常用漢字を使っても良いよと決まっているようです。
そこで「由絲(ゆい)」の「絲」ですが、常用漢字の一覧表に「糸(絲)」と表記されていました。絲は糸の旧字体という扱いなんでしょうか。2004年9月の常用漢字の追加で「絲」も要望に上がったらしいですが、見送られたという経緯があるようで、子どもの名前には使えない漢字となっているようです。
昔の戸籍は手書きだったので、多分何でも行けちゃったという漢字だと思うのですが、今は電算処理の関係でそのあたりを整理する必要が有って変遷してきているようですね。まだまだ過渡期にあるという漢字です。
既に存在する姓などに配慮して旧字体もたくさん人名漢字に登録されているみたいですし、まだまだ変わっていくようですね。