1999年05月10日(月) [長年日記]
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_ 朝から調子の悪い成ちゃん。
水分、栄養は自力では充分摂れないので 鼻注をしています。 でも チューブを鼻から通しているわけですから 刺激となって痰がたくさん出たりせき込んだりしてしまいます。 今朝もせっかく注入した物を 吐いてしまいました。 カロリーや水分が出てしまった上に 吐くことでエネルギーを消耗してしまうのでがっかりしてしまいます。 しばらくは嘔吐の余韻が残っているようで何度もせき込んで...
私はすっかり成ちゃんにかかりっきりになってしまって 春ちゃんの登校準備はすべてNOBさん一人でしてくれました。 春ちゃんは毎日元気に学校へ行ってくれてホントにありがたい... 黙って春ちゃんを学校へ送ってくれるNOBさんにも感謝...
私は朝からすっかり元気がなくなってしまいました。 成ちゃんのしんどさを思ったり 自分が思うように動けないことからのいらだち... 成ちゃんを今の状況から救い出してあげたい... なんとか今の自分の状況から抜け出したい... そんなことばかり考える一日でした。
注入した物が治まるまで じっとじっと成ちゃんを抱っこして一日のほとんどが終わっていきます。 でもー こんなにたくさん子どもを抱っこできること、膝の上に子どもの暖かみがいつもあること... これは ひょっとするととても幸せな事なのかもしれない、 子どもを抱っこして長い時間を過ごすことは 贅沢なことなのかもしれない... ふと、そんな事に気が付きました。 あとは成ちゃんの苦痛さえ消えて無くなれば...