1999年08月12日(木) [長年日記]
_ ネットで知り合った方が京都に来られる用事があるのでと 我が家まで足を延ばして下さいました。 おそらく知り合ってまだ数ヶ月、しかもイギリスにお住いの日本の方。 ドキドキわくわくしながら来られるのを待ちました。 玄関でお迎えするときはなんてご挨拶して良いやら、 全くの初めましてでもないし、ネット上でお話もしているしとても照れくさいものでした。 「ようこそ、お疲れでしょう?」などと声をかけていたと思います。
お部屋にお通しして彼女の日本での活躍についていろいろ聞かせていただきました。 日本でシュタイナー教育を広める為の下準備としてイギリスからイベントをしに帰国されているのですが なんてパワフルな方だろうと思いました。 お話の口調はとても落ち着いて居られて静かな感じの方ですが うちに秘めて居られるパワーは力強いです。 その源は障害のある娘さんとのことでした。 数々の興味深いお話を聞かせていただいた中で 「気持ちが大事」と言うことが強く私の中に残っています。 何事も一人では何もできなくても強い気持ちがあれば 知恵が出るし、人を動かせる、人の輪が出来る... その通りですね、「念ずれば花開く」です。 分かりやすく言えば恋愛だってそうですよね。 会いたいと思えばひょっとしたら会えそうな道を選んで歩くものです。 どうしたら想いが通じるかなとあれこれ策を講じるものですよね。
それにしてもネットで出逢って 実際にお会いして 御縁の不思議さをつくづく感じます。 我が家からのささやかなお土産の「もちむぎ麺」は海を渡って今、イギリスです。
そのお客様が帰られたのは午後1時半頃。 そして3時頃にまた別のお客様が見えました。 この方も我が家に来られたのは初めてです。 福祉のお仕事を自分のライフワークにしようと決められたのだそうです。 春ちゃん、成ちゃんをとても可愛がって下さいました。 簡単な夕食でしたが一緒に食べていただきました。
今日はお二人の初めてのお客様をお迎えして 普段はお客様など無いので今日はいったいどうなっているんだろう? と不思議でした。こんな日もあるんですね。 でも出逢いってとてもドキドキわくわくして楽しいものです。嬉しい一日でした。