1999年08月15日(日) [長年日記]
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_ お盆のお参りに私の実家に行きました。
叔母の家族も一緒ににぎやかにかしわのすき焼きを囲みました。 お盆にかしわのすき焼き... これはもう何代にもわたって恒例となっていることで私の記憶ではおじいちゃんの兄弟が集まり 母の兄弟が集まり 今や私たちの代に移りつつあります。 なぜかしわ(鶏)のすき焼きなのか... おじいちゃんの代はお盆に人が集まったときの精一杯のおもてなしが 飼っている鶏をつぶしてすき焼きににしておもてなしをするということだったのです。 昔は飼っている鶏が貴重な蛋白源だったんですね。 そういえばちょっと残酷なようですがおじいちゃんが鶏をつぶすその大仕事を興味深げにみていたように思います。 まぁそんなわけで今年もかしわのすき焼きを頂きました。あ、もちろん今ではかしわは買ってくるんですよ。 大勢で楽しいひとときを過ごしたわけですが 当たり前だけどだんだん顔ぶれも変わってきて でもお盆という行事の迎え方は毎年変わりないので なんだか時の流れを感じたり、反面懐かしさを感じたりしていました。 今年は姪っ子甥っ子が新しくメンバー入りしたことに時の流れを強く感じました。 お精霊さん(おしょらいさん)もさぞかし目を細めておられることでしょう。