1999年08月19日(木) [長年日記]
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_ 療育園時代の友達が遊びに来てくれました。
車で10分もかからないくらいのところに住んでいますが 私は京都、彼女は大阪なので子どもの通う養護学校は違います。 会うのも年に1〜2回。 久しぶりに会ったケンちゃんは相変わらず元気そうで お兄ちゃんぽくなったなって感じでした。 ケンちゃんのお母さんはコツコツがんばるタイプで訓練もよくできているらしく ケンちゃんは重い障害ですが体作りができているなぁと言う印象です。 突然電話をかけて夕方に来られたのでそうゆっくりも話はできないかなと思っていましたが 何の何の、しゃべるしゃべる、二人とも! 彼女はちょっとむしゃくしゃすることとがあったらしくそれを振り払いたくて来られたようでしたが、 あれこれ話して行くにつれて元気が出てきたようでした。 それは私も同じこと、話しながら元気が出てきます。
子どもに障害があってもどうってことじゃない、 大事なのはその子なりに健康が維持できて楽しい時間を過ごせているかどうかということ... 親として行政に望むことや 地域でかなえたい夢や 子どもへの夢などいろいろありますが 何をするにしても「気持ち」が大事。強く思う気持ち=夢を持ち続けることが実現への第一歩だということ... そして 趣味や楽しみや自分自身のための何かを持つことが元気のもとになるということ.... そんな話をしてだいたいお互い思っていることが一致してそれでいいんだと確信したのでした。 彼女は「ここにくるといつも元気が出てくる、なんかモヤモヤしていても話していると気持ちが軽くなる。」 と言ってくれました。それは私も同じこと。 そう頻繁に会わないけど近くで同じようなことを考えながら日々奮闘している彼女がいると思うと 心の中で彼女を応援しながらも 私の励みにも成ってくれているのです。