1999年09月12日(日) [長年日記]
_ DIYに春ちゃん成ちゃんの必需品である「ポット」を買いに行きました。正式な商品名はわかりませんが我が家では「ポット」と呼んでいます。春ちゃん成ちゃんは嘔吐反射が強く ちょっとした刺激でゲッとなってしまうのですが タイミング良くお水などを口に入れてごっくんさせてあげるとうまく治まります。 それでこのポットにお水を入れて持ち歩き必要なときにチュッチュッとお水を飲ませてあげると言うわけです。コップで水分を取りにくいこともあり 水分補給のためにも役に立っています。
障害のある人の生活はあらゆる所に工夫がある,もしくは工夫が必要です。 小さなことですが我が家のアイデアをご紹介しますと... 春ちゃんの食事の形態は 刻み食ではちょっともの足らないけど 普通食では食べにくかったりします。 そこでキッチンばさみの登場です。これは給食時にも持っていって使っています。ちょっと食べにくいなというものをはさみで食べやすい大きさにカットするのです。たとえば麺類なんかにはもってこいですね。お出かけ時には携帯します。
給食に持っていくスプーンやフォーク、お箸、歯ブラシ... これらはその人によって使いやすいタイプが違います。成ちゃんはガチっと強くかんでしまうので 柔らかいシリコンのスプーンを使っています。これらをばらつかず まとめて持って行くにはそれなりの入れ物が必要です。 良くあるスプーンセットでは決まったものしか収まりません。そこで 私はアクリルのペンケースを使っています。これならすべて入れてしまえます。最近買ったものは透明でなんのかわいげもないものなのでキティちゃんのシールを貼ると成ちゃんだけの可愛いオリジナル給食セットができあがりました。
ちょっとしたアイデアと工夫で便利に楽に...と言うことです。おそまつさまでした。