2000年04月27日(木) [長年日記]
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_ 母が山椒の花と筍を炊いたのをくれました。
山椒には実のなる木と花の咲く木と種類が違います。 昔は実家に両方の木がありましたが今は花の咲く木が少しだけになりました。 その木から花を摘んで筍と醤油でサッと炊くのですが これが香りがよくてとてもおいしいのです。 たぶん鰹節も少し入っていたと思います。 白い炊きたてのご飯ととてもよくあってご飯が何杯でも食べらます。 毎年この季節、 山椒の花の炊いたのを楽しみにしているのです。 そう言えばこの時期、実家にいる頃には遊びに行こうものなら 「山椒の花を摘むのを手伝って〜。」と言われたちょっと苦い思い出があります。 今や苦い思いはせずに、おいしい思いだけさせていただいています。 母はよそのお宅で山椒の花が咲いてそのまま終わっていくのを 「もったいなぁ〜...」と思いながら見ているのだそうです。 みなさまのお宅にもし山椒の花が咲いていたなら 一度ダマされたと思って炊いてみてください、とってもおいしいですよ。