2000年05月23日(火) [長年日記]
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_ 昨日、用事で学校へ出向いた際にハルちゃんの様子も少し覗きました。 「こんな事をしています。」と、普段していることを見せていただきました。 それは膝立ち訓練台でハルちゃんが膝立ちし、 その状態で台車に乗って校内をゆっくりお散歩するという事。 この方法だと退屈な膝立ち訓練も周りの風景が変わるので楽しくできます。 でも気になったのが 今日乗った台車は膝立ち訓練台の前が 台車より15cmくらいでしょうか、はみ出していました。 ハルちゃんが膝立ちしている位置からして決して不安定な形ではないし、 移動するスピードもゆっくりだし、まず、危ないものではないだろうと思いました。 でも、いざ、校内をゆっくり動き始めると たくさんの生徒達に出会い、中には親しげに「ハルちゃ〜ん!」 と、声をかけてくれる子どももいます。 もしかして誰かが勢いあまってハルちゃんや台車を押している 先生にぶつかってくるかも知れない、 または、ハルちゃんに近づいて前に体重をかけてくるかも知れない... そんなことを考えはじめるととても不安でどうしようもなくなってきました。 昨日はまず、大丈夫だろうと思ったのですが、 やはり今日は少しでも不安があることはして欲しくないと先生に伝えると 「そうですね、わかりました。」と返事をもらいました。 団体生活のなかでは思いもかけない出来事が起こったりします。 いろんな事を想像すると恐くて心配で仕方ない時もあります。 こんな不安はハルちゃんが骨折してからよけいに強くなったのかもしれません。 できるだけ正直に親の気持ちは先生方に伝えて行こうと思います。 「あのとき言っておけばよかった...」 と、思わずに済むように。