2000年10月25日(水) [長年日記]
_ ...イヤな予感は大当たり
昨夜はお腹が張って泣き出したナルちゃん。そんなにカチンコチンではなかったのですが やはり泣き方は苦しそうで痛そうで...。 こんな時はまず浣腸。でもスッキリしないようで機嫌はいっこうに良くなりません。そのうち、腹圧が上がっているためでしょう、嘔吐を数回繰り返しました。最初は嘔吐物がありましたが 何回も吐いていると泡みたいなものしか出てこなくなり そのうち茶色い血液まで出てきてしまい 「お願いやからもう吐かんといて〜。」と祈る気持ちで見守っていました。 苦しそうで なんとしてあげたくて お腹や背中をマッサージしたり お腹の動きを促すツボ(足の三里や合谷など)を刺激してみたり...。 腸がゴロゴロと動く音は聞こえているのですが オナラが出ないことにはこの苦しさは治まりません。 いっこうに様子は良くならないうちにだんだん外は白々と夜が明け始めました。 6時頃になって 叫ぶような泣き方になり蠕動運動が盛んになってきたらしく動くと痛みが伴うようです。そのうち数回オナラが出始めました。あぁ、待っていました!やっと出てくれたナルちゃんのオナラ...。 こんなにオナラがありがたいと日頃は誰も思わないでしょう。 もう手を合わせて「感謝!」の気分です、ホントに...。 やはりだんだんと楽になってきたらしく泣き方も穏やかになりそのうちグッスリと眠ってしまいました。
もうすっかり朝...。 熱はなんと39度7分!どうやら風邪のようです。 ハルちゃんを学校へ送りだしてナルちゃんを病院へ連れて行きました。 血液検査と点滴をしました。この時はお腹の張りはすっかり取れてペッチャンコでした。 主治医の診察を受け、おそらく風邪でしょう、とのことでした。 普段緊張の強い人はお腹の動きも悪いそうです。また 今回は寄宿舎入舎という新しい経験をして私たちが思っている以上にナルちゃんにはストレスだったと言うことも合わさって このような状態になったかも知れないと言うことでした。 そういえばねぇ...二日前にくしゃみを何回も繰り返していたのです...。 ナルちゃんはちゃんとくしゃみで調子が悪いぞとサインを出していたのに 私は軽く考えてしまっていました。注意が足りなかったなぁ...。 主治医は様子を見るために入院をした方が良いような口振りでしたが 「一日猶予をあげます。」と言って頂いて明日もう一度診察を受けることになりました。
その後も お腹の調子は元に戻ったようなので 少しずつ水分や お腹に負担の少ないものを入れはじめました。熱も少しづつですが下がってきたようで なんとか、落ち着いてきました。 このまま 良くなっていきますように...。