2001年02月28日(水) [長年日記]
_ [成ちゃん] 退院
朝一番、採血とレントゲン。この結果によって今日の退院が決まるとのこと。レントゲンには入院の担当医が付き添ってくださいました。順番を待っている間に雑談。一般的に小児科は経営困難で縮小傾向にあるという話を聞いたことがあったので その話題を持ちかけると こちらの病院では毎年新しい医者を採っておられると言うことで 一安心。小児科ってやっぱり親にとっては 頼みの綱ですもんねぇ。特に幼い子どもや うちのように具合が悪くても的確に自分の状態を伝えることが出来ない子どもがいると とにかく親としては迷わずに駆け込むところが欲しいです。それに小児科はやはり子どもの扱いが上手だし、何かにつけて手がかかったり 時間がかかっても「子どもはそういうもんだから、」と懐が広いです。私も実際に子どもの都合で検査が思うように進まなくて先生に「すみません...。」と言ったら「気長にやらないと小児科はつとまりませんからね、ハハハ〜。」などと言われてホッとした憶えがあります。そんなこともあるしねぇ、小児科ってないと困りますよねぇ。
さて、 検査を終えてしばらく病室で待っているとコンコンとノックの後に ドアが開くと同時に先生の「退院!」のひとこと。思わず「やった!」と小さくつぶやきました。先生に「ありがとうございました!」と挨拶をして さぁ、荷物をまとめなきゃ。夫にも連絡。手続きを済ませ 注意事項などを聞いて ナースステーションにご挨拶。たくさんの看護婦さんが集まって「ナルちゃん、良かったね、おめでとう。」と声をかけて笑顔で見送ってくださいました。お世話になった看護婦さん達のニコニコ笑顔に送られて 笑顔ってなんて素敵なんだろう、笑顔を向けられるってなんてうれしいんだろうと涙が出そうになりました。
よかった、やっと日常が戻ってくる。もうしんどい思いはイヤだね。早く体調を戻して学校へ行きたいね。
夫による「ナルちゃんのデジカメ闘病記」はこちら。http://www.harunaru.com/naru_hsp/