2001年04月08日(日) [長年日記]
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_ きれいな風景、悲しい風景
夫の友だちに京都の円山公園のお花見に誘われていました。是非とも家族揃って出かけたかったのですが うちの隣を通る河原町行きの阪急電車は満員。日曜日でお天気もよく今日は絶好のお花見日和です。人出も生半可なものではないはず。きっと車も渋滞に巻き込まれそうだし、公園内で二人の車いすを押すことも大変なことが予想され、何よりもハルちゃんナルちゃんの疲労などを考慮して、今回のお花見はあきらめることに...。その替わりに近くのお花を見に出かけることにしました。長岡天満宮へ行ってみると 桜がきれいきれい!人も思っていたよりも多くないしいいお散歩になりました。ハルちゃんナルちゃんものんびりとお散歩を楽しんでいるようでした。ここは 桜がすむと今度はキリシマツツジがきれいな所です。真っ赤なキリシマツツジが燃えるように咲くのです。今度はきっと子どもたちの目にも鮮やかな「あか」いキリシマツツジの花が飛び込むように二人の目に映るでしょう。そのころにもう一度来ましょう。
円山の枝垂れ桜はとても有名ですが 今、その枝には空き缶が咲いている(?)のだそうです。どういう事?それは お花見のゴミを目当てにカラスがよってきて 枝垂れ桜の木を待機場所にするのだそうです。そうすると木が傷ついてしまう...。そのために空き缶をカラスよけにわざと木に吊しているのだとか...。想像しただけでも なんて悲しい風景でしょう。きっと枝垂れ桜の木も泣いていますよ、カラスに...と言うよりも きっとどこでもかしこでもゴミをだしてしまう人間に対して 情けなくて悲しくて。