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春ちゃん成ちゃんへの手紙
~ママの日々~


2001年06月18日(月) [長年日記]

_ [成ちゃん] 胃ろうって?

今日はナルちゃんの参観日。教室の様子や訓練の様子を参観し、クラス懇談。と言ってもクラスメイトは3人でそのうちの1人は欠席だから2人。懇談途中でもう1人も帰ってしまわれたから 個人懇談となってしまったのでした。最近のナルちゃん、なんとか少しづつクラスにも慣れてきたかな..先生もナルちゃんのことわかってきて下さったかな...。少しづつ少しづつうまく歯車がかみ合ってきたかな...。

「胃ろう」...何らかの理由で口から栄養をとれなかったり また鼻注などもできない場合に胃に穴をあけてそこから栄養をとる方法を言います。最近身の回りに胃ろうをされてる人、また仲のいい友だち(ナルちゃんの)がこれからするかもしれないと言う話を聞いたもので ちょっと気になりだしました。我が家には全く関係ない話だと思いこんでいたのですが 長期にわたって経管栄養をしていると二次障害として胃食道逆流症を起こし、重度になると胃ろうが必要になるのだそうです。と言うことはナルちゃんも経管栄養をしていますから全く関係ない話ではないのです...ドキッ...。でもよくよく先生方の話を聞いてみますと なんと言っても本人にとって、チューブの煩わしさから解放されることが一番のメリットでしょうか、 また胃ろうチューブの管理は以外と簡単なようです。手術も短時間でできるようです。気がかりなのは 手術の時の全身麻酔...。手術さえうまく乗り切れば以外と楽なものなんだ、と言う印象に変わってきました。実際に今年は胃ろうをされている一年生の女の子が入学されて来たという事で その子の様子を見せてもらいましたが 特にそのチューブが煩わしい様子はなく 鼻注の時にはたくさん出ていた痰がすっかり減ったと言うことでした。鼻注から解放されたせいか 入学前の心配はどこへやら、とっても元気なのだそうです。そんな話を聞いて そんな手もあるんだな、鼻注から解放されるのが何よりも魅力だな、と最初に胃ろうに抱いていた印象が一変してしまいました。早速にどうこうするつもりはありませんが、いざとなればこんな方法もあるさ!と言う強みでしょうか、そんなものを得ることができました。でも ナルちゃんの場合はイレウスというクセ..とでも言うのでしょうか、そのため 手術によって悪影響を受けないかと言うことが心配です...。まぁ今はあんまり深刻に考えるのはよしましょう、こんな方法もあるんだ、と言うことに留めておきます。