2002年01月20日(日) [長年日記]
_ きれないひと...そのほか
「お風呂にTVがついていて いつでも見たいときに...。」マンション紹介の番組でのコメント。便利だなぁ..。いつでもどこでもしたいことが出来るなんて。「便利」..と言うより、「贅沢」の方があってるかな。でもこれってどうなんだろう。何もかも便利になっている世の中。待たずに、何でもしたいときに何でもできるっていうのは..?いろんな物事の経過をたどらず、一足飛びに目的が達成されたら 物事の成り立ちやその過程がなす意味とか、それに辛抱することって身に付かないように思います。
別にお風呂にTVが付いていたって良いけど、別に付いていなくたっていいでしょ。見たい番組があるのならその番組が始まるまでにお風呂に入れるように用事を済ませること、そう出来るように時間の逆算をして段取りを考える..。こういう事も大事な生活の知恵を身につける練習じゃないのかなぁと思います。些細なことでもちょっとした辛抱をする訓練をすることで「きれやすい」人を作らなくてすむんじゃないかなぁ..。
ハルちゃんは明日から寄宿舎に入ってもらいます。その荷物の準備で大忙し。ナルちゃんの付き添い交代で帰ってきましたがなかなか忙しいわぁ..。
ハルちゃん、昨日はひまわり園で過ごしました。ちょっと前にひまわり園で利用者さんにメガネを取られたり、髪を引っ張られたりした出来事があったのでそれを心配してハルちゃんの担任の先生が昨日の様子を見に行ってくださったそうです。そうしたらハルちゃんは「園の指導者の方にとっても優しく丁寧に接してもらっていました。安心しました。気になっていましたから..。」とのことでした。
本当だったら私か、NOBさんが様子を見に行きたいところなんですが事情が事情だけに、心配して見に行って下さった先生に本当に感謝です。これまでもたびたび何人かの先生がひまわり園でのハルちゃんの様子を見に行って下さっています。こんなにもたくさんの方に助けて頂いて、そのおかげで私たちはナルちゃんの看病に専念できているのです。とてもとても嬉しいです。だからもうちょっとガンバロウと思えます。