2002年08月23日(金) [長年日記]
_ [成ちゃん] 潰瘍検査
なるちゃん、入院二日目。今日は十二指腸潰瘍の経過を見るために内視鏡検査をしました。検査室へ行くとベッドが並んでいて数人が検査の最中でした。でも静か...。だれもゲーって言ってる人はいなかったなぁ..。私も一度飲んだことがありますが とっても苦しくて ずっとハデにゲーゲー言いっぱなしだったのに なんでみなさんこんなに静かなんだろう?と、ちょっと不思議な気がしました。なるちゃんは検査用のベッドに横になり、そして眠剤を使って検査が始められました。
私は検査室の外で座って待っていました。この間って、結果がとても心配で緊張して待ちました。でも 潰瘍が見つかってからは ガスターとマーロックスは言われたとおりにきちんと飲ませたし、刺激物は避けてきたし、無茶な生活はしなかったし、悪くなるはずはないんですよね。そう自信を持とうと思ってもやっぱり心配。それに、検査はイヤに長く掛かっているし、なんと眠っているはずのなるちゃんの泣き声が時々聞こえてくるのにはドキッとしました。なんで泣いてるのー?ますます不安に...。
ふと隣の科を見ると はるちゃんなるちゃんの通う養護学校の先生がおられました。お子さんの診察に来られたんだとか、挨拶をして事情を話すと その先生は「だいじょうぶ!」ってガッツポーズを何回かして励ましてくださいました。「そうですよね、だいじょうぶですよね!」おかげで私の気持ちもちょっとなごみました。4〜50分はかかったでしょうか、やっと終わって検査室へ入っていくと 汗をいっぱいかいて真っ赤な顔をして疲れ切ってるなるちゃん...。
先生は私を見るなり「きれいでした。」と。一気に心配がふっとび、ほっ。。。やっぱりなるちゃんの食道などはとても細いために手間取ったとのことでした。しんどい想いをさせてしまって可哀想でしたが 潰瘍はきれいサッパリ無くなっていることが確認できました。また瘢痕がないことから 潰瘍自体、浅いものだったようです。検査の結果と先生方の検討の結果、お薬は中止することになりました。
定期診察には検便をして潜血検査をしていきましょう、と言うことでした。それにしても なるちゃんにとって内視鏡検査はかなりのストレスになったと思うのです。この検査の後に潰瘍が...なーんてことがおこらないだろうか..?と、ちょっと心配になってしまいました。もっと楽に検査できたらいいのになぁ...。..
と言うことで 無事に今回の入院の目的二つは無事に終了できたので 予定通り明日、退院することになりました。思わぬことで延びたらどうしよう..と心配していましたが本当によかった。ついついいらぬ心配ばかりしてしまいましたが、霧が晴れたようにスッキリです。
☆きょうのはっぴぃ☆なんと言っても潰瘍がきれいになくなっていたことですね。ひとつ心配事がなくなりました。