2003年04月09日(水) [長年日記]
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_ 仰げば桜だけれど
桜が満開でほんとうにきれいです。誰もが桜に心を奪われるこの時期は人が顔を合わせると必ず「さくら」が口からこぼれます。「桜のつぼみが膨らんできましたね。」「桜が咲き始めましたね。」「満開ですね!」「散り始めましたね。」「風でかわいそう..」「雨でかわいそう..」「桜吹雪ですね..」というふうに..。仰げば桜..でも地面にはいつくばるように野の花もがんばって咲いています。オオイヌノフグリ、ハコベ、キュウリグサ..。小さな小さな花ですがよーく見るとほんとうに可愛い。小さな花びらにも芸術的な色柄が施されていたりして。これがまた、自然に直視するよりも 文明の利器を通してみたほうが実はその花の細かい様子がわかったり、新たな発見があったりするのでおもしろいです。マクロな世界。
キュウリグサ。茎や葉っぱを揉むとキュウリの香りがするらしいけれど..。試してみよう。めちゃくちゃ小さな花です。