2003年12月31日(水) [長年日記]
_ おせち
日付が変わり、いよいよ大晦日になりました。ただいま31日の午前2時半。おせちの用意をしていますが たまらなく眠いのでもう寝ます。 部屋の中はああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ・・・ あ、びっくり。ほんの一瞬に眠りに落ちたようで気が付けば↑こんなことになっちゃってました。失礼。 さて、またあしたがんばることにしてそろそろ寝ます。
あ、それで、上の「部屋の中は...」どうしたのかと言うと 「煮物の良い匂いでいっぱいです。」と、こう書きたかったのでした。
_ 今朝は
目覚めたのが8時半。成ちゃんはいつも6時頃に一度起きるのですが起きなかったようでおかげで私もゆっくり眠れたと言うことです。しかしちょっと寝防。朝7時20分にパンが焼きが上がるようにタイマーセットしておいたのを思いだして慌ててホームベーカリーからパンを取り出しました。見た目にはなんてことはない焼き上がりですが カットするとやはり周りの皮が固い。ま、固いが食べるに大した支障はないので無事に朝食となりました。そんな朝。
_ おせちパワー
我が家のおせちのはと言うと出来合半分、手作り半分..と言った感じでしょうか。煮染めなどはできるだけ我が家の味を楽しみたいと思うのです。
おせちというと 母や祖母がなにかいそいそと台所で働いていた様子を思い出します。一年の主婦の締めくくりの大仕事、と言う感じ。それはなにかしら無意識のうちに気合いとか、プライドとか、使命感みたいなものもあったのではないかと思います。
この時期には大きめのアルミのお鍋が登場し、所狭しと食材や器やお鍋があちこちに置かれて暮れの慌ただしさをさらに感じたものです。 石油ストーブはコトコト煮るにはもってこい。
水は冷たいし、台所は冷えて寒いけれど そんなことは気合いで追い払われていたような。長年の智恵や経験 そして家族を思いながら作られたおせち料理は田舎料理で、ぜいたくとか豪勢とかそんな感じではなかったけれど 生きるためのパワーが込められていたんじゃないかと思います。母や祖母のたくましいパワー。そんなものを元旦からいただいて一年をがんばりきる...。
黒豆や里芋の煮染めなんかを見ると愛情いっぱいでたくましい「おんなおやのパワー」を感じます。
私なんかは まだまだ母や祖母には足下にも及びませんが、一年元気に過ごしましょうと言う気持を込めて、おせちに励もうと思います。 上手に手を抜きながら...。
_ 2003年おしまいです
おせちはなんとか格好がつきました。でも忘れていたこととかがいくつか...。
塩抜きをしておいた数の子を醤油漬けするの忘れた。 ごまめの準備を忘れた。冷蔵庫の奥になっていた。 NOBさんの好きな焼き豆腐を炊くのを忘れた。 柿なますが出来なかった。 コンニャクが炊けなかった。
それから大掃除はまったく出来ませんでしたねー、あーぁ。 お正月だからあちこちさっぱりしたかったんですが無理でした。 理想を言うと、お正月だからって特別な大掃除をしなくても 普段からコツコツやっておけばいいんだと思うのですが毎年結局は慌てて掃除することになるんです。でも無理。今年は無理。 急なお客さん、来ないで下さいよー。 来年は日頃からきれいにする、そう言うことで行きましょうか。