2006年09月16日(土) [長年日記]
_ [成ちゃん]無事に終わりましたよ
14日に胃ロウチューブの入れかえをしました。正直、ドキドキ...。腸がガスなどで張っていると腸が張り出してチューブの通り道の邪魔をして入れかえの妨げになるのでここ三日ほどは毎日浣腸をしてお腹をすっきりさせることに専念しました。お腹の動きも悪くならないよう温めるようにしたり。でもそんなこちらの心配をよそに成ちゃんは口をクチュクチュ動かしては空気をたくさん飲んでいる様子。普段なら別に自然に任せて出ればそれでかまわないのですがチューブ入れ替え時にはこれでは困ります。
なので14日入れ替え当日は絶食とし水分のみの注入、そして家を出る前にはサイレースを少量飲んでリラックスしウトウトできるような状態ででかけました。もくろみとしては正解でしたがいざ病室のベッドに横になってお呼びがかかるのを待っているときは何かを察したのか緊張気味の面持ちでゴックンが始まりあわてました。
透視室に呼ばれて先生方の準備が整うまでずっとお腹をさすりながら「ゴックンしたらあかんよ〜」と声を掛けていたのですがなかなか言うことを聞いてくれなくて...。でもひどい張り具合はなくてやわらかなお腹でしたがちょっとプックリしてる感じ。
それから先生方にお願いして透視室を離れました。
いや〜、緊張しました、この待ち時間。
先生方もとても慎重になってくださっているしめったなことはないはずだと思いつつも100％安全ともいえないし。
でもたくさんの応援パワーをおくってもらってるしきっと大丈夫！そんなことを思いながら30分ほどまったでしょうか、透視室の先生から呼ばれました。
「一応、チューブは交換出来ましたしね。」との一声。 おーー、よかったーー。 その一言でホーーっと緊張が解けました。 これから先のいろんな楽しげな予定が頭の中めぐりました。 「よかったなー、なるちゃん」気がつけばこればっかり繰り返して言ってました。 新しいチューブはもともと14フレンチってこんな太さだったのかというほど細くてびっくり。1年3ヵ月もいれてるとすっかりふやけてしまって太くなってたんですね。表面もツルツルしてるからしばらくはスルリと抜け出てしまわないか注意が必要です。テープでしっかり留めてるつもりでもスルリと動いていたりします。 なにはともあれ、無事に入れ替え終了しました。 先生方にお礼を言って病室に戻りました。
安心したらお腹も減って、ホッとしたのも手伝って気が大きくなって食べ過ぎたような気がします。最近ではせっかく2キロほど落とせたのに元の木阿弥かも。ま、今日はいいでしょ。（自分に甘い）
学校の先生やひまわり園にも無事に終わったことを連絡しました。...きっと成ちゃんの周りにはいっぱいいっぱいの想いが集まっていたんだろうなぁと思います。成ちゃんの先生は入れかえの時間をねらって「濃い気」を送って下さっていたしみんなみんな効いたんですね。 それから春ちゃんも今日はよく協力してひまわり園の後は支援センターで夕方まで過ごしてくれました。本当にありがとう。 そして成ちゃん、ご苦労様でした。よかったよかった。
無事に１日が終えられたこと、ほんとうにうれしく、ありがたく思います。
_ [成ちゃん]ゆっくりのんびりするつもりが・・・
さぁ、無事にチューブの入れ替えが終わり 静脈麻酔の関係もあり一泊して翌日退院です。成ちゃんの機嫌さえ良ければ特にすることもなく付き添いの私はゆっくり過ごせます。こんな夜こそ、さっさと寝て日頃の睡眠不足を少しでも解消しようと思っていたのですが・・・
夜１１時頃、狭いソファに横になってウトウトしていました。なぜか私らしくなくすぐには寝付けない感じでした。静かに寝ていた成ちゃんはおそらく２時頃だったと思いますがグズグズいいはじめました。すぐにまた寝付いてくれるかと思ったのは甘かった。おなかが張っていてしんどそう。ゴロゴロ動いている気配はあるのですがなかなかガスが出ない。これは造影剤の影響だなとわかったのですが とにかくガスや便が出ないと楽になれません。結局抱っこしたりなだめたりしているうちに夜が明けました。涙・・・
で、６時頃にやっと便が少量出ました！おなかも柔らかくなってホッとしていましたがまだすっきり出きっていないようで再びお腹が張り気味で不機嫌に。そこで浣腸をすることに。しばらく抱っこして「その時」を待ちました。
やがて効果バッチリやーっとすっきりできたのはよかったのですがそれはそれは大変な状況に・・・いわゆる「うみ」です、「海」。パジャマもシーツも私のスェットも全部交換となりました。成ちゃんはスッキリしてめでたし、めでたし。
ま、そんなわけで結局私は睡眠不足です。
次回はちょっと造影剤の量を減らしてもらいましょか。
