2007年03月09日(金) [長年日記]
_ [成ちゃん]卒業
今日もいつもと変わらず 私が成ちゃんを抱っこしてNOBさんの運転で学校まで送りとどけました。いつもと変わらず 我が家の車が見えたら先生は学校の入り口で軽やかにジャンプしながら大きく手を振って迎えてくださいます。そして笑顔いっぱいで「今日もよう来たねぇ。今日も楽しく過ごそうねぇ。」とばかりににこやかに成ちゃんを抱っこしてくださって1日が始まります...。
この12年間、毎日繰り返してきたこの日常が今日で最後だなんてまだ信じられない気分です。
パッタリとこの日常が途切れてしまうと思うと淋しくて仕方ありません。
思えば成ちゃんにとってしんどいこともたくさんありました。でもいつも愛情いっぱいで接してくださった先生方、いつも快適に過ごせるようにと気遣いながら関わってくださった看護師さん達のおかげと 本人のがんばりで 失われかけていた笑顔がだんだんと戻ってきました。そして元気に今日の日を迎えられたことは大きな喜びです。
たくさんの先生方と過ごした日々、楽しかった仲間とのふれあい、寄宿舎での経験、目一杯取り組んだ行事...。どれもこれも成ちゃんの生きる糧となりました。
これからまた違った生活が待っています。最近ますます増えてきた笑顔がとぎれないように、これからも大事に育てていきたい、共に楽しく生きていきたいと思います。
お世話になった先生方、私たちを支えて下さった多くの方々、本当にありがとうございました。
この節目にこの場で心から感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。
これからもどうか私たちのことを温かく見守っていただけたけますように。
...春ちゃんの時からも入れると私たちも一緒に15年も学校に通っていたことなります。さすがに今日でその生活がおしまいと言う実感がわかなくて。と言いながらも折に触れては涙がこみ上げたり、なんだか泣いたり笑ったりの複雑な心境です。
しばらくは感傷に浸りながらも、少しづつ気持を切り替えていけるように頑張っていこうと思います。
どうもありがとうございました。