2007年06月25日(月) [長年日記]
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_ わがやの梅仕事
小梅、大梅ともに 梅干しにするために塩漬けにしてあります。
梅干しというとシソの香りのする真っ赤な色鮮やかな物が多いですが 今年はシソを使わない白干しの梅干しにしようと思います。塩分は18パーセントくらいの昔懐かしいしょっぱさです。今まではシソも使っていましたがほんとうの梅そのもののフルーティな味と香りを生かすにはシソがちょっと邪魔をするかな、と考えまして。実際に完熟梅を塩で漬けている間というのは 梅と言うよりも桃に近い、い〜い香りがするのです。何度も容器のふたを開けてはのぞき込んでその香りを楽しんでしまうほどです。
色は鮮やかには仕上がりませんが香り重視と言うことで、食べられる時期が来るのが楽しみです。
梅シロップは 上白糖と、三温糖と2種類作りました。色は全く違い三温糖は色が濃いです。お味はまだ比べていないのですがはじめて試した三温糖の方がどんな味になっているかが楽しみです。シロップは水や炭酸水で薄めてジュースで頂きます。かき氷のシロップにもいいと思いますよ。疲労回復にバッチリ!
実のほうはお役目終了ですが捨てるにはもったいないのでジャムに。
煮詰める前にいったん水煮にして実を柔らかくしてから種と実を分けると扱いやすいです。
そのままだとしっかり梅のエキスが出てしまった後で実は堅く扱いづらいのです。分けた実はお砂糖を足してコトコト炊いてジャムに仕上げていきます。皮が口当たり悪いのでフードプロセッサーなどでなめらかに仕上げた方がいいですね。でもパウンドケーキなどお菓子作りに使うときは少々固まりが残っている方が良いかもしれません。
ジャムはトーストや、ヨーグルト、ケーキなどお菓子作りに、また料理の隠し味にいいですよ。
ちょっと時期が遅れましたが、我が家の梅作業が終わった後の梅畑で取り残しの梅を収穫していてやっと梅作品製作中。<br><br>梅:お酢:砂糖を1:1:1で1週間漬け込むと合せ酢が出来ます。そのままきゅうりの酢の物に使ったり、寿司飯を作るときに使ったりしています。<br><br>砂糖の変わりに蜂蜜でつけた梅シロップは便秘にも効くみたいで飲みすぎ注意ですが栄養満点です。<br><br>今度、覚えていたら作ってみてね。